石鹸の起源


 石鹸の誕生は、紀元前3000年前にさかのぼるといわれています。 石鹸の起源は古代ローマ、古代ギリシャ、シュメール(現在のイラク)と諸説入り乱れていますが、 宗教的儀式が、思いもかけず石鹸の発見をもたらしたことに間違いはなさそうです。

不思議な土の発見


 これらの地域では、いけにえ動物を神に供える習慣があり、いけにえは焼いたり火葬されました。 したたり落ちた動物(人)?の脂が、ナラやアボガニーの灰の上に落ち石鹸のようなものが偶然できたのでしょう。 それがしみ込んだ土は、汚れを落とし、洗濯物が白く仕上がる“不思議な土”として珍重されました。

製造方法の確立


 また“不思議な土”が川は流れたとき、土地の女性達がいつもよりきれいに洗えることに気付いたのです。 こうして石鹸は宗教儀式とともに各地で同時多発的に発見されたのです。 古代人が残した粘土板にも「石鹸の製法」が記され、すでに薬用としての石鹸が登場し、塗り薬や漂白洗浄用に使われていたようです。

石鹸(soap)の語源とは?


 英語で石けんを意味するソープ(soap)の語源は、古代ローマの神殿があり石鹸が誕生した “サポーの丘”に由来しているといわれています。また、時の詩人サポーをたたえたという説もあり “サポニフィケーション”という石鹸つくりの化学用語を後世に伝えたのです。


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